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特集コンテンツ 野鳥を観察しよう

野鳥を観察しよう

多摩丘陵の野山でバードウォッチングを楽しみましょう。

冬のバードウォッチングの醍醐味

冬こそバードウォッチング

そこで、バードウォッチングをこれから始めようとしている方にとって朗報です。
実は、今の季節「冬」はバードウォッチングを行うのに絶好の季節なのです。
なぜでしょう?それは、、、

  • 「すぐ見つけられる」冬枯れによって観察の妨げになる木の葉が落ち、鳥の姿が露わ!?になる。
  • 「じっくり見られる」特に冬鳥である水鳥が多く集まる水面ではこれ見よがし!?状態である。

冬にはどんな鳥が見られるの

日本には、一年中見られる鳥「留鳥」のほか、春から夏にかけて見られる鳥、秋から冬にかけて見られる鳥などなど、季節限定!でしか見られない鳥がいます。この季節限定の野鳥たちが「渡り鳥」です。
食物となる虫がたくさん発生する夏の日本を子育て(繁殖)の場所として利用するために南国からやって来る「夏鳥」、雪や氷に完全に閉ざされない日本で冬を越す(越冬)ために北国からやって来る「冬鳥」、南半球と北半球を行き来する途中に日本に羽を休めに立ち寄る(中継)「旅鳥」など、鳥の種類によるライフスタイルの違いによって、渡り鳥はこのように分けられます。
したがって、今の時期、日本では留鳥と“季節限定”の渡り鳥である冬鳥が見られるわけです。

野山のバードウォッチングのたのしみ

ここが楽しい野山のバードウォッチング

野山で見られる野鳥の多くは、家の近くでも見られます。近くの公園や耕作地などに目を向けるだけでも、多くの野鳥たちと出会うでしょう。散歩のついでや、通勤通学の途中にも楽しめる気軽さ・身近さが、野山のバードウォッチングの魅力です。
野鳥に興味を持つと、今までスズメだと思っていた鳥が実はホオジロやカワラヒワだったとわかり、ますます探鳥が楽しくなっていくはずです。次第にウグイスのさえずりやツバメの飛来、モズの高鳴きに季節の移ろいを感じるようになって、鳥を通じて自然とのつながりが生まれてきます。それこそが野山の鳥を観察する醍醐味です。
さぁ、今年の春の訪れは、鳥たちの美しいさえずりと共に迎えましょう。

公園で見られる野鳥

ツグミ

冬の訪れを知らせる冬鳥の代表格。農耕地や公園で普通に見られ、餌をさがしてトコトコ歩いては立ち止まり、辺りを見回す動作を繰り返している。

ルリビタキ

冬鳥のアイドルといえば、脇の黄色が映える青い鳥・ルリビタキ。こんな素敵な野鳥も、近くの都市公園でも見られる。水場が近く、下草が鬱蒼としているような藪を好んでいる。

シメ

公園や雑木林にある木のてっぺんで、「ピチッ、ピチッ」と弾けるような独特の声で鳴く。ずんぐりした体つきと、木の実を食べるための分厚いくちばしがユーモラス。

猛禽類(ワシ・タカの仲間)

よく晴れた日などは、上昇気流を利用してオオタカやノスリ、チョウゲンボウなどが飛んでいるのが見つかる。川原や里山など、まとまった自然がある場所に足を運んでみよう。

快適なバードウォッチングのために

服装

冬の鳥見は寒さとの戦い。探鳥も観察も基本的にはじっとしているので、防寒対策が必須です。その上で、野鳥は非常に眼がいいので、原色などの派手な服は避け、緑や茶系の自然に溶け込みやすいものを選ぶようにしましょう。

  • アンダーウエア(肌着やタイツなども、暖かいものを着込みましょう。)
  • ミドルレイヤー(フリースやダウンジャケットなど、軽くて暖かいものを中間着として着ると、かなり暖かくなります。)
  • アウターウエア(外気や風を防ぐ目的で選びます。遠出するのでなければ、防水機能は必須ではありません。また、シャカシャカと音がするものは避けましょう。)
  • 帽子(頭を冷やすと、いくら着込んでも寒さに耐えられません。ただし、耳まで覆ってしまうと鳴き声が聞こえなくなってしまうので注意。)
  • 手袋(できれば指が出るタイプのものが、双眼鏡の扱いにも支障がなくてベスト。)

持ち物

  • 双眼鏡(使い慣れているもの。野山での鳥見の場合、8〜10倍が最も使いやすくておすすめ。)
  • 野帳・フィールドノート(鳥の名前や特徴、気づいたことなどをすぐに書き込むノート。野外でも書きやすいよう表紙が硬くなっているものがよい。簡単にでもメモを取っておくと、後で調べるとき非常に役に立つ。)
  • 図鑑(持ち運べるサイズのものが1冊あると便利。しっかりメモがとれるなら、なくてもよい。)

  • ビニール袋(フィールドでときどき拾う、羽根などを入れられて便利。ジッパーがあると尚良い。)
  • 折りたたみの椅子(じっと待つスタイルの人は、折りたためる小さな椅子がアウトドアショップやホームセンターで売られています。)
  • 水筒(暖かい飲み物のあるなしで楽しさは段違い。おいしい飲み物さえあれば、鳥がいなくても楽しめます!?)

アドバイス

  • 冬期は、山の斜面や道路の法面のような開けた草地に生える植物の種子が、多くの野鳥の貴重な餌になっています。そういった場所をじっくり探すと、ヒタキの仲間やマヒワ、ベニマシコなどに出会えるかも。
  • 近くばかりを見ずに、時には上空も見上げるようにしましょう。澄んだ青空を旋回する、猛禽類が見つかることも珍しくありません。
  • 野山では野鳥観察に夢中になると、知らずに人の敷地に入ってしまうことがあるので気をつけましょう。

マナー

ゆずり合いの精神で人と鳥と仲良くしよう

  • 鳥を驚かさない
  • 鳥に近づきすぎない
  • 食べ物を与えない
  • 大声を出さない

おすすめ公園紹介

小峰公園

小峰公園は都立秋川丘陵自然公園のほぼ中央部に立地し、谷戸田、尾根、小川、草地、雑木林などでなりたち、多様な環境を擁する約11haのエリアです。ジョウビタキやルリビタキ、トラツグミなど人気の冬鳥はもちろん、ミヤマホオジロなどの珍しい野鳥との出会いも期待できます。

小山田緑地

町田市の北西部、多摩ニュータウンに近接する緑豊かな丘陵地に位置する146haの広大な敷地の一部を開園。また周囲にはさながら多摩丘陵の原風景といった趣の田園風景が随所に残り、野鳥の種類もイカル、シメ、アオゲラ、トラツグミ、ヤマシギなど冬鳥から留鳥まで非常に豊富。オオタカなどの猛禽類も多く、初心者でもそこそこ見られる。